上野黎也が
アイオーンの『ゴドーを待ちながら』『ゴドーを待ちながらを待ちながら』の
ダブル上演の『ゴドーを待ちながら』少年役で出演いたします
2026年1月~2月赤坂RED/THEATERにて、不条理劇の名作『ゴドーを待ちながら』と、本作をベースに2013年にアメリカで発表された『ゴドーを待ちながらを待ちながら』の上演です。
『ゴドーを待ちながら』は、1953年にパリで初演。ゴドーを待ち続ける男ふたりの姿を描いた物語で、「ゴドーとは何か」が、社会の変遷とともにさまざまな解釈が展開されてきた名作です。
一方、『ゴドーを待ちながらを待ちながら』は、『ゴドーを待ちながら』を上演する劇場の楽屋を舞台に、出番を待ち続けるアンダースタディーふたりの姿を描きます。ウィットと演劇愛にあふれたコメディで、日本初演となります。
この2作を同じ劇場で上演することで、コロナ禍後の現代における「待つ」という行為について、また演劇の力について、解き明かしていくます。
両作の演出には文学座の気鋭の演出家、西本由香が挑みます。
◆『ゴドーを待ちながら』
【作】サミュエル・ベケット 【翻訳】岡室美奈子 【演出】西本由香(文学座)
【出演】 ※戯曲掲載順
エストラゴン … 小倉久寛(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)
ウラディミール … 横堀悦夫(青年座)
ラッキー … 佐藤銀平
ポゾー … 釆澤靖起(文学座)
少年 … 上野黎也(劇団ひまわり)
◆『ゴドーを待ちながらを待ちながら』
【作】デイブ・ハンソン 【翻訳】万里紗 【演出】西本由香(文学座)
【出演】 ※戯曲掲載順
エスター … 加藤虎ノ介
ヴァル … 津村知与支
ローラ … 朝海ひかる
【スタッフ】
[美術]杉浦充
[照明]吉本有輝子
[音響]早川毅(ステージ・オフィス)
[衣裳] 萩野緑
[舞台監督]矢島健
[制作]村田紫音 [プロデュース] 田窪桜子 [企画・製作・主催] アイオーン
【STORY】
『ゴドーを待ちながら』
木が一本立っているだけの何もない道。ウラディミールとエストラゴンという浮浪者のような2人の男が、ゴドーという人物を待ち続けている。2人はゴドーに会ったことはない。そこにポゾーとラッキーがやってくる。ポゾーをゴドーと勘違いするふたり。少年がやってきて、「ゴドーは明日来る」と伝言し去っていく。それでも、やってこないゴドーをただ待ち続けるふたりだが……。
『ゴドーを待ちながらを待ちながら』
『ゴドーを待ちながら』を上演中の劇場の舞台裏。アンダースタディーのエスターとヴァルはいつ来るかわからない出番を果てしなく待ち続けている。そこに舞台監督助手がやってきて、「俳優業なんてだれでもできる、舞台の進行のほうが難しい」と言って去っていく。それでも待ち続けるしかない2人。舞台裏という身動きできない場所で、人生や芸術、演劇論を語り合いながら待ち続けるアンダースタディーこそ、本当に『ゴドーを待ちながら』を理解できるのではと描く、皮肉が効いたコメディ。
【日程】 2026年1月30日(金)~2月15日(日) 東京・赤坂RED/THEATER
2026年2月21日(土)、2月22日(日) 大阪・茨木市クリエイトセンター
【料金・チケット】(東京公演) 一般 7,700円 / 学生割 5,500円 / シニア割(65歳以上) 6,600円 / 初日割 6,600円
イープラス https://eplus.jp/godot2026/
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