日向薫 朗読ミュージカル

日向薫 朗読ミュージカル

  • ●朗読ミュージカルとは…

    装置も小道具もない舞台で、本を手に歌い演じる「文学・音楽・演劇」が一体となった、独特の世界。
    山崎陽子の「朗読ミュージカル」は、「観客の心に限りないイメージを広げる究極の舞台芸術」、「年齢を問わず楽しめるライブ・パフォーマンス」との高い評価を得ており、ジャンルを超えた様々な声楽家、俳優たちが演じている。その多くの演者たちの中で、日向薫は、2000年10月シアター代官山で上演された『勝手な娘んさあとパートVI「日向薫朗読ミュージカル」』において、平成12年度文化庁芸術祭演芸部門新人賞を受賞している。

●朗読ミュージカル作品…

・ポエム・ファンタジー「動物たちのおしゃべり」

チェコの画家、ハナアクの絵に山崎陽子独特のユーモアとペーソス溢れる詩を添えた絵本が原作。
塩入俊哉の曲を、日向薫が豊かな表現で歌う『動く絵本』と言われる作品。動物達の心のつぶやきをあなたに!
※本作品は、観て・体験して・参加する「みんなでつくる!ライヴ・コンサート」として、観客の方々が朗読で参加できる公演です

・「ことりになったライオン」

ライオネルジャック、臆病で弱々しいライオンの王子様。でも、誰よりも歌が上手でとても優しい心を持った王子様でした。ある日、
泣いているライオネルジャックを見て母は、弱虫で、力がないからといって、悲しんではいけません。誰にだって、何か一つは、立派
にできることがある筈、と言いました。王子の身分を捨てて、ことりの森へとライオネルジャックは行くのですが…

・「つづみ物語」

大納言に献上された鼓は、音を立てぬ不吉な鼓として火に投じられることになった。鼓にされた銀狐、白銀を救うために名乗り出た若者
は、赤毛の狐、不知火の化身だった。

・「杜子春」

夕映えの唐の都、洛陽の西の門に、杜子春という若者が途方にくれて立ち尽くしていた。すべてを失い生きる望みもなくした彼は、不思
議な老人に声をかけられる…。

・「月明かり」

薬問屋に奉公する喜助は、集金の帰途、道に迷い、見知らぬ山に踏み込んでしまう。ようやく見つけた一件の家。寒さに震える喜助を招
き入れたのは、そこに住む老婆だったが…

・「喪服のコニイ」

実業家として将来を嘱望されたアンディ・ドノバンは、仕事一途の青年だったが、憂いに沈む喪服のコニイに出会ってから、彼の心に大
きな変化が起こった。O・ヘンリーの『伯爵と婚礼の客』を元に脚色された作品で日向薫が、若い男女を演じる。

・「バルコニーにて」

美しい亜麻色の髪の乙女と美青年によるミステリアスなコメディ。

・「丘の上の貴婦人」

人々から「丘の上の貴婦人」と呼ばれ親しまれている美しい杉の木が、そこで繰り広げられる様々な人間模様を語ります。

・「一枚の写真」

一枚の写真に秘められた祖父の青春。「鈴懸の路」「何日君再来」「夜来香」等の歌にのせて送る祖母と孫娘の心温まる物語。

・「水たまりの王子」

一人のヤクザな青年と足の不自由な女の子との心温まる物語。原作「水たまりの空」より

・「キャンバスの海」

若いバレリーナと新進気悦の画家の淡い恋の物語。

※一回の上演は、二本の作品を組み合わせての公演が基本です。ご要望によって、その他のレパートリーと組み合わせて構成できます。上演時間・内容など例会の参加対象年齢によってご相談ください。ご予算によっては、録音での上演も可能ですが、『動物たちのおしゃべり』に絵本『ことりになったライオン』との組み合わせのみとなります。

  • ●出演:日向 薫(ひゅうが かおる)

    【プロフィール】
    宝塚歌劇団出身。
    1988年に星組トップスターとなり、『ベルサイユのばら』(フェルゼン役) 
    『戦争と平和』(アンドレイ・ボルコンスキー公爵役)等、数々の名舞台を
    残し、1992年に『紫禁城の落日』(ラスト・エンペラー 愛新覚羅 溥儀役)
    で退団。以後、ステージを中心に活躍中。 2000年には「日向薫朗読ミュー
    ジカル」で平成12年度文化庁芸術祭演芸部門新人賞を受賞した。舞台での活
    動のほか、ダイエット・カウンセラーや健康相談員、中高老年期運動指導士、
    こども身体発達運動指導士、要介護予防運動スペシャリストなどの資格を活
    かして、健やかな心と身体のための「VIVACE講座」を主宰。
     

    【代表作】
    「アニー」
    「ラ・カージュ・オ・フォール」
    「スクルージ」
    「ストレンジャー・フォー・クリスマス」
    「フォーチュンクッキー」
    「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」
    「家なき子」
    「コルチャック先生と子どもたち」
    「スーホの白い馬」

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