とんでろじいちゃん

『とんでろじいちゃん』全国巡回公演中

「家族」をテーマに主人公ユウタとおじいちゃんの交流を不思議な体験を織り交ぜて描きます。

騒然とした日常の生活の中で、お年寄りと過ごしたり、自然の中で遊んだりすることが少なくなってきている近年。
子どもたちがこの舞台を観劇し、自分とユウタを重ね合わせることで、
何か大切なものを感じとり、ひとまわり大きくなってくれることを心から願っています。

  • とんでろじいちゃん

    舞台美術/孫副剛久
    音楽/松原廣和
    照明/大阿久隆雄
    衣裳/六田典子

    ■主な対象/小学校低学年~
    ■出演者/8名(ホール公演のみスタッフ1名)
    ■上演時間 95分
    ■ワークショップも併せて行えます。
    舞台は大縄を2本使っての縄跳び(ダブルダッチ)から始まります。
    そのダブルダッチを体験したり、パントマイムを使った芝居をしてみたりと、体を使った楽しいワークショップです。

    詳細パンフレット
    ※PDF形式

  • いつもボーッとしているところから、学校でクラスのみんなに「ボケタ」と呼ばれているユウタは、
    「おじいちゃんの様子がおかしいから、様子を見に行って欲しい」と両親に頼まれ、
    夏休みにおじいちゃんのところへ遊びに行くことになりました。
    はじめは頑固なおじいちゃんのことを恐がっていましたが、大自然の中で一緒に川遊びをしたり、
    泳ぎを教えてもらったりしているうちに、ユウタは次第におじいちゃんに打ち解けていきます。
    そんなある日、ユウタは誰も知らないおじいちゃんの秘密を知ってしまいました。
    おじいちゃんの心には"ひっかかり"があったのです。
    それは子どもの頃、遊び友達にご本尊様の腕を折った罪をきせたまま、
    その遊び友達を関東大震災で亡くしてしまったことでした。
     おじいちゃんの不思議な力をかりて、ユウタは「ボケタ」といわれる反面でもある思慮深さをもって、
    おじいちゃんの心の"ひっかかり"を解決していきます。

     夏休み、都会の少年ユウタはおじいちゃんと体験する不思議な出来事を通して、
    現代の子どもたちがともすると忘れてしまいがちな勇気や、
    相手を思いやる心が芽生え、「ボケタ」と呼ばれる自分に自信を持って成長していきます。
    そしておじいちゃんは後悔していた子どもの頃の出来事の"真実"を見つけます。
    それは、二人にとって忘れる事の出来ない夏の思い出となるのでした。

『とんでろじいちゃん』は、文化庁主催の「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」のうち、3年連続で上演するB区分採択作品でした。

本作品は、はこの事業の作品として平成25年を含め8年連続で採択されました。
今年も各地を巡回します。

この文化庁の事業は、小・中学校の児童・生徒を対象として、公演前にその公演に関わるワークショップを事前に行い、公演当日に児童・生徒に出演させることにより、
舞台芸術に直接触れて貰い、その魅力に気付いて貰うというものです。
本公演では事前ワークショップで主人公ユウタの学校シーンとして登場する縄跳びのダブルダッチや、おじいちゃんの家に行く途中で乗るバスの乗客を練習して貰い、
作中にそれらの登場人物として出演します。
もちろん、このワークショップはこの事業以外でも実施可能です。

文化庁平成16年度国際芸術支援事業二国間交流(日韓 ソウルを含む3都市で上演)
文化庁18年度「本物の舞台芸術体験事業」(大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県 学校公演)
文化庁19年度「本物の舞台芸術体験事業」(新潟県・富山県・石川県・福井県・京都府 学校公演)
文化庁20年度「本物の舞台芸術体験事業」(北海道・青森県・岩手県・宮崎県・秋田県 学校公演)
文化庁21年度「本物の舞台芸術体験事業」(三重県・大阪府・奈良県・和歌山県・滋賀県 学校公演)
文化庁22年度「子どものための優れた舞台芸術体験事業」採択(旧・本物の舞台芸術体験事業)」(広島県・岡山県・山口県・鳥取県・島根県 学校公演)
文化庁23~25年度「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」B区分(3年連続上演)採択(旧・「子どものための優れた舞台芸術体験事業」)(神奈川県・静岡県・愛知県・岐阜県・長野県 巡回公演)

公演のお問い合わせ・資料請求

03-3476-0011(劇団ひまわり制作局)
produce@himawari.net
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④会場⑤お電話番号⑥ご住所 をお書きいただき上記アドレスまでご連絡下さい。