研究生の声

  • 坂本優美花(SPクラス)

    1. ひまわりのレッスンを受けようと思ったきっかけは
    ―歌やお芝居も好きだった私に、おばあちゃんが劇団ひまわりを教えてくれました。やってみたいと思ったので、オーディションを受けました。

    2. レッスンではどのようなことをしているのですか
    ―火曜日は歌のレッスンがあります。歌うだけでなく、発声や腹式呼吸の練習もしています。私は、寝転がってなら腹式呼吸が出来るけれど、起きるとうまく出来ません。水曜日は演技のレッスンがあり、今は公演の台本を使いながら演技の練習をしています。土曜日はダンスのレッスンをしています。ダンスのレッスンは、ずっと踊りっぱなしなので、疲れるけれどとても楽しいです。

    3. 出演作品について教えてください
    ―2010年の『くるみ割り人形』の作品に出演しました。私は、セリフのないお人形の役でした。でも本番では家族みんなが見に来てくれて、最高の演技が出来たと思います。
    今年の『コルチャック先生と子どもたち』では、絶対にセリフがほしくて、オーディションを受けました。合格することができたので、セリフもしっかり覚えてその役の気持ちをちゃんと考えてみたいです。

    4. ひまわりに入って変わったこと、楽しかったことは?
    ―変わったことは、前より演技がうまくなったことです。楽しかったことは、2010年の合宿です。普段のレッスンもとても楽しいけれど、合宿では、外でご飯を食べたり、パークゴルフをしたりしながら、他のクラスの人と話すことも出来ます。楽しかったので、また行こうと思います。

    5. これからひまわりでやりたいことは?
    ―私が所属しているクラスは、SPクラス(ミュージカル対応選抜クラス)です!本格的なお芝居作りに取り組んでみたらどうか、と声をかけてもらえたのがうれしくて、選抜クラスのオーディションを受けました。オーディションではたくさんの大人が自分を見ていたので、緊張して足ががくがく震えましたが、がんばりました。オーディションに合格できた今は、色々な作品を作って、感情を込めて、演技をしたり歌ってみたいです。

    6.何か一言あればどうぞ
    ―わたしのいるSPクラスは、みんな仲良しです!これからも頑張るので、ひまわりの作品をたくさん見てください!

  • 大槻紘照(青年部)

    1. ひまわりのレッスンを受けようと思ったきっかけは
    ―俳優に小さい頃から興味がありました。たぶん、テレビの人はかっこいい、という憧れのような気持ちだったと思います。そんな風に考えていたときに、親が劇団ひまわりのオーディションを勧めてくれたので、ひまわりの1期生として入団しました。

    2. レッスンではどのようなことをしているのですか
    ―役を表現するために、発声の仕方や、体の使い方といった基本的なことを学んでいます。また、自分自身が戯曲や、役とどう向き合っていくのかを話し合ったりもします。それから、劇を作るためには、戯曲の作者が何を伝えたかったのか、作者の考え方というところまで考えます。そしてレッスンを重ねながら、実際に劇を作っています。

    3. 出演作品について教えてください
    ―僕がレッスンを受けているクラスでは、「天才バカボンのパパなのだ」(別役実)や「転校生」(平田オリザ)の作品を上演しました。「天才~」では、不条理が面白いと感じたし、「転校生」では全体の状況を頭に入れて役を演じることが、難しいと実感しました。作品を作る中で、毎回何か気づくことがあります。

    4. ひまわりに入って変わったこと、よかったことは?
    ―むかし思った「演じる」ことへの興味は今もまだあります。でも、テレビの見方は変わりました。今はテレビに出ている役者の演じ方を参考にしたりしています。
    それから性格が明るくなりました。最初は人見知りだったけれど、人との関わる場面が増えたので、今は誰とでも喋れます。

    5. これからひまわりでやりたいことは?
    ―基本的な能力をしっかりと身につけ、それを活かして、様々な役に挑戦し、たくさん劇を作りたい!中でも、ロングラン公演や大規模公演をするということは、一つの夢です。同じ芝居を何10回もできるような場面があったら、また何か変われることがるんじゃないかと思います。

    6. 何か一言あればどうぞ
    ―ひまわりは、小さい子から大人までいろんな年代がいるけど、全員、仲がいい。ひとりひとりの個性がすごく出ている場所だと思います。

  • 関谷美羽(上級部)

    1. ひまわりのレッスンを受けようと思ったきっかけは?
    ―小さい頃から、テレビに出ている人をまねして歌ったり踊ったりするのが、楽しくて好きでした。それを見ていたママが、私が3歳のときに劇団ひまわりへ応募しました。

    2. レッスンではどのようなことをしているのですか
    ―今は8月の公演で歌う歌の練習をしています。ほかに「ブレーメンの音楽隊」の劇の練習をしています。「ブレーメンの音楽隊」はまだ本を読んでみただけだけど、楽しかったです。

    3. 出演作品について教えてください
    去年参加した「くるみ割り人形」では、クラスのみんなと「レモネード川」という場面を作りました。レモネード川は、水の代わりにレモネードが流れていて、黄色のお魚が泳いでいる川です。私はそこで魚釣りをする演技をしたり、踊ったりしました。
     稽古をしている間は、学校の読書の時間でも、ひまわりに行く車の中でも練習しました。本番では、誰よりも大きな声でセリフを喋れるように、一生懸命やりました。

    4. ひまわりに入って変わったこと、楽しかったこと、よかったことは?
    ―ダンスや歌、演技をするのが楽しいです。初めはうまくできなかったけど、だんだんうまくできるようになってきて、よかったです。
    変わったことは、長い時間でも待てるようになったことです。お稽古のときには5時間待つこともあります。でも、今はそんなにつらくありません。台本を読みながら、みんなのお芝居を見て、勉強しているからです。

    5. これからひまわりでやりたいことは?
    ―自分で台本を書きたいです。上級部の子が台本を書いているのを見て、自分もできるかなあと思って書いてみたら、うまく書けました。同じ初等部の友達やママにも見てもらうことがあります。
    それからSPクラス(ミュージカル対応選抜クラス)に入りたいです。理由は、SPクラスにいる子がかっこよくて、私もそんなふうになりたいからです。それにSPクラスに入れば、ほかの人よりももっと上手になれると思うからです。

    6. 何か一言あればどうぞ
    ―舞台女優になりたいので、ひまわりでいっぱい勉強したいです。ひまわりは通っているみんなで、歌ったりお芝居をしたりする場所です。今のクラスの友達は、学校や学年が違うけれど仲よしです。ひまわりでは友達がいっぱいできて安心します。ひまわりに来るのは、本当に楽しいです。

  • 天野航征(上級部)

    1. ひまわりのレッスンを受けようと思ったきっかけは?
    ―僕は4、5歳のときにひまわりに入りました。最初はお父さんがすすめてくれたのがきっかけです。

    2. レッスンではどのようなことをしているのですか
    -小さな劇をつくり、台本やセリフを覚えたりしています。僕は作文や台本のように、何かを書くのは苦手だけど、劇を面白くしたり、セリフを言うのはすごく楽しいです。あとは、歌のレッスンも受けていました。

    3. 出演作品について教えてください
    ―お菓子のCMでは、お菓子をもらってはしゃぐ子どもの役をやりました。100回くらい撮影をして、最後の1回でうまくいきました。かかった時間は長いけれども、待ち時間に遊んだのがすごく楽しかったです。テレビに出たときには、何度も着替えなければいけなくて大変だったけど、スキー場や他にも色々な場所にいけました。
     舞台は、去年『くるみわり人形』に出演しました。すごく緊張しました。僕は人形の役だったので、動いてはいけなかったんだけど、かぶっていたもじゃもじゃのカツラがかゆくて、本番中に頭を2,3回かいてしまいました。

    4. ひまわりに入って変わったこと、楽しかったこと、よかったことは?
    ―ぼくはひまわりで、表現ができるようになりました。お芝居のお稽古は大変で、鉄棒をしていてまめができるときに似ていると思います。でも楽しいこともたくさんあります。楽しいのは、レッスンが始まる前に友達や先生とボール投げをしたりして遊ぶことです。よかったことは、覚えることが得意になったことです。いっぱい劇をしたりしているので、セリフを覚えるのに慣れました。学校でも社会のテストはほとんど100点です。

    5. これからひまわりでやりたいことは?
    -これからは色々な劇に出演してみたいです。ひまわりの作品じゃないものにも出てみたいし、映画にも出てみたいです。やってみたいのは主役じゃなくて、主役の友達とか、主役とかかわりの深い人とか、そういう役です。

    6. なにかひとことあればどうぞ。
    ―これからは恥ずかしがらないで、堂々と演じていきたいです。

  • 西森妃奈(上級部)のお母様

    「人前で歌ったり踊ったりすることが好きそう!」 そんな直感から通い始めた劇団。 しかし、親の期待とは裏腹に初めての舞台発表は何もせず凍りついたかのようにただ立っていることしかできなかったことが今もはっきりと思い出されます。 それから、大きな舞台に何度か立ち経験を積むうちに、ひと言のセリフが言えるようになり、表現力が身に付き・・・。 カメのようなゆっくりな歩みではあるけれど成長を実感する一瞬でもありました。 「大人になるまで続ける!」と断言するほどレッスンを楽しんでいる今、好きなことを思う存分できるように見守っていきたいと思っています。