新年のご挨拶

研究生の皆さま


あけましておめでとうございます。
皆さま、静かなお正月をお迎えのことと存じます。

コロナも収束せず、年を越してしまいましたが、
今年は何か先が見えてきそうな予感がします。
ウイルスの方が人類よりはるかに先輩であり、我々は新参者、
人類の歴史は浅いのです。
そして何より人類の進化の媒体でもありました。
今後も共生せざるを得ないゆえんです。

マスメディアは相変わらずどうでもよいようなことばかりを取り上げて騒いでいますが、
そんな中、世界の奔流は確実に新しい戦略で動いています。
化石燃料からクリーンエネルギー、再生エネルギーへの切り替えに国際資本は合意し、政治、経済、産業は、静かに、しかしダイナミックに覇権をめざしスタートをきっています。
例えていえば、自動車、世界はEV化で足並みを揃えていますが、
その象徴たるテスラがトヨタの株式時価総額を超え28兆円以上の価値に達したそうです。
トヨタは年間に1000万台以上生産しますが、テスラはそのたった1/30です。
何か間違っているのでは?と思いたくなりますが、各国政治はエンジンからモーターへと夢をかけているわけです。
石炭から石油へ、石油からクリーンエネルギーへ、産業革命以上のパラダイムシフト=異次元にワープしつつあります。
投資家はさぞ気もそぞろでしょう。
そしてデジタル化はさらに進化し、テクノロジーと相まって人々の価値観を変え、時代は大きくうねってゆきます。

どうぞ、世界のニュースが何を伝え、何に警鐘を鳴らしているのかの本当の狙いを思い当ててください。
偽りのニュースで、どこの国民、大衆も幾度も煮え湯を飲まされてきたことでしょう。

さて、
そんな中で全く変わらないのが人間の本性です。
例えば80年前の映画を見ても全然変わっていないのですね。
昔の作品の方が風情があって、むしろ感動的です。
人間の感性、表現力は時間が経ってもちっとも進化していません。
ちょっと寂しいですね!


劇団も今年からデジタル化を前向きに捉え、映像を中心としたエンターテイメント創りに励んで参ります。
新年の各講師のご挨拶はとても愉快ですね!
志をともにする、劇団を支えてくれる頼もしい仲間たちであり、素敵なメッセージを皆さまに届けてくれました。
皆さまが日頃悩んでいること、疑問に思うことなど遠慮なく、その先生に相談してください。年はいっても心は高校生です。
皆さまを我が子、弟、妹と思って誠実に導いてくれます。

またオンラインレッスンにも積極的に取り組みます。
コロナゆえの代替ではありません。
コロナはきっかけに過ぎません。
そういう時代なのです。

皆さまと、ご家族にとって幸せな一年でありますよう、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

   
2021年元旦
                        株式会社 劇団ひまわり
                        代表取締役 砂岡不二夫