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「埋もれ木」

小栗康平監督作品

夢と現実と架空の物語とがかさなり始め、ファンタジーと呼びたいような世界が現れる 
第58回カンヌ国際映画祭正式出品作品

■概要/劇団ひまわりと学習塾5社共同の製作する本作品は、停滞感のある今の日本社会に元気を与えたいという、小栗康平監督の8年振り、5本目の作品です。
主役の女子高生"まち"役を全国から公募し、次代の日本映画を担う女優を発掘すること、一地方にオープンセットを建てロケを敢行することにより、その地域に活性化と経済効果をもたらす、など話題の多い作品です。
なかでも、フィルムの質感にこだわった文芸作品を創ってきた小栗監督が、ハイビジョンデジタルカメラで撮るファンタジー作品という点に、映画界の注目が集まりました。

■あらすじ/山に近い小さな町の女子校生「まち」が主人公。
「まち」はよく不思議な夢をみる。
「まち」の親しい友達は、架空の物語を作り、それをリレーして遊ぶことが最近お気に入りの遊びであった。
空想に満ちた物語の世界では、らくだが町の人気者になったりする。
ボーイフレンドの知行(登坂紘光)とデートをしたり、母(田中裕子)とレストランで食事をしたり、子どもたちを探しに夜の山に入ったり、小さな出来事を積み重ねながら、
それでも夏の日々は穏やかに過ぎて行く。
大雨のあと、ゲートボール場の崖が崩れて地中から姿を現わすのが、埋もれ木です。
埋もれ木とは、火山の噴火によって、立ち木のまま地中にとじ込められた森のことで、
埋没林ともいわれています。
掘り出された古代の巨木のもとで、カーニバルが開かれます。
みんなの夢と希望をのせて、埋もれ木に緑の木の葉が舞いつづけました。

2005年公開
■上映時間/1時間40分
■製作/小栗康平 山本千秋 佐藤イサク 砂岡不二夫
■監督/小栗康平 
■脚本/小栗康平・佐々木伯
■撮影監督/寺沼範夫
■美術監督/横尾嘉良
■CGデザイン/アートデュリンスキー
■出演/夏蓮 浅野忠信 坂田明 大久保鷹 岸部一徳 坂本スミ子 田中裕子 平田満 仁科貴 中嶋朋子 ・ 松坂慶子 他

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