Vol.2 王子さま役 北浦実千枝さんにインタビュー第2弾は王子さま役のミッチーこと北浦実千枝さんです。劇団のプロダクション部門、砂岡事務所に所属。現在、ベネッセコーポレーションこどもちゃれんじ「ぷち」のおねえさんとして出演中の北浦さんですが、稽古場では、日に日に素敵な王子さまが創りあげられています。 今までも舞台で男の子を演じていますよね?それと比べてどう違います? 北浦 「うーん、今回も特に“男の子やらなきゃ!!”とか、そういう意識はしてないです。」 男の子を演じるプレッシャーは感じない? 北浦 「あんまり感じなかったかな。むしろ、女の子らしい女の子の方が、プレッシャーを感じるのかもしれない。自分が男の子っぽいからかな?」 ミッチー、ボーイッシュな所あるからね。 北浦 「そういうときって「おねえさんやってよかったな」と思う。正直にそれは嬉しい。 じゃあ次に、読み物である「星の王子さま」の世界が舞台になって、何が変わっていくのでしょうか。 北浦 「実は、原作を読んだことがなくて。だから役が決まってから読んでみたんだけど、イメージ全然つかめなくて。何これ?どうしよう!王子さまなんて自分にはできない!って思ったのね。でも稽古が始まって演出の方と話しながらやっていくと、どんどん理解するっていうか、あ、こういう意味だったんだって色々分かってきた。で、もう一度読み直したら…そしたら、すっごくいい話だなって思って。今更ね(笑)で少しずつだけど、王子の気持ちになって場面ごとに稽古していくとね…、そうするとやっぱりすごく最後のシーンとかが分かるんだよね。 なるほど。
北浦 「えっと、だから多分伝わるものってあまり変わらないと思うよ?原作が好きな人も楽しめるんじゃないかな? 何ていうか不思議な王子さまと、それにつられていく飛行士・・・」 わかりました。で次、新井海人王子を見て、どう感じた? 北浦 「カイちゃんはねぇ。今小学3年生だっけ?自分の3年生の時と比べると全然違うからなぁ。私なんか学校にあるメダカの泳いでいる池に手を突っ込んで、バーってやってた。そうやってめだかと遊んでたの。」 確かに。俺たぶん小学校3年生のときにこの役をもらっても無理だったと思う。泣く! 北浦 「そうそう。私も“できません”って泣いてると思う。だから(海人が)子どもっぽくない子どもというか。でもね、そういう大人びてるとこあるけど、よく話を聞くと、とっても無邪気なの。好きなものも普通の小学生と同じだし。いつも2人で漫画の話で盛り上がる。私も漫画好きだから、で、海人君もゲームと漫画が好きだから、「あれ買った?」「買ったよ!」「ほんとに?」って言ってすごい盛り上がる。そうやって話をしていると“王子さまだな”って思う。原作の王子さまもたまに大人っぽいこと言うでしょ?でもベースは無邪気でしょ?だからそれが王子さまに近いなぁって。そういうところを私もこっそり研究してる。(笑)」
ほう。海人王子から“王子さまっぽさ”を盗もうとしてるんだ。 北浦 「なかなか難しいけどね。ただ私と違う意味で海人君も大変だと思う。難しいことを要求されてる時、大変だなぁって思う。だからそういう時は大人の私がフォローして、楽しく作り上げて行きたいと思います。」 そうしてあげてください(笑)。では最後に、お客様にメッセージを。 北浦 「えーっと・・・ 分かった!頑張る(笑)。 <聞き手>斉藤 崇 |