優しい母と貧しくも幸せな生活を送っていた少年レミ。
しかしある日・・・出稼ぎから戻った父バルブランによって、自分が拾われた子であると告げられ、旅芸人一座に売り飛ばされてしまう。
猿と犬3匹のヴィタリス一座で旅芸人として生きるレミ。親方のヴィタリスはレミに音楽だけでなく人として大切なものを教え、レミもまた厳しいながらも高潔な彼を慕い、次第にたくましく育っていくのだった。
だが、吹雪の夜ヴィタリスはレミをかばって凍え死んでしまう。
独りぼっちになったレミは、パリでみなしごの少年マチアに出会うことで元気づけられ、彼とともに新たな一座を作る。
やがてレミは本当の母親がロンドンにいることを知り、マチアと共に旅立つ・・・。
行く手に待ち受ける様々な苦難を乗り越え、レミは一歩ずつ前へ進んでいくのだった。
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