■2006年2月1日(水) 小野賢章さんインタビュー

現在ロードショー中の「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の日本語吹替版で主人公ハリーを演じるなど、映画、ドラマなどで大活躍中の小野賢章さん。
今回「家なき子」では、レミの旅路のよき相棒となるヴィタリス一座のカピを演じています。
稽古途中からカピ役に抜擢されたとあって、他の主要キャストとのダンスなどで普段以上のレッスン中でしたが、快くインタビューに応じていただけました。
- ひまわりのミュージカルに出演されるのは?
「秘密の花園(2005年8月)以来ですから、5ヶ月ちょっとぶりですね。でも、舞台っていつも緊張します」
- 今回は、レミと旅を続ける犬の役なんですよね?
「ええ、犬なんです!だからせりふがなくて...ダンスだけで全ての感情表現をするんですよ。 僕はヴィタリス一座の動物たちを演じる中で一番年下っていうこともあるんですが、他の皆さんはとてもダンスがうまくて...一生懸命ついていくだけでも大変なんです」
- 声が聞けないのは残念ですが、ダンスはいろいろ見せ場がありそうですね
「休憩時間ごとに“動物会議”でダンスのことを話し合ってますよ、ここをこうするといいんじゃないか、とか。 僕も自分の考えをもって発言するようにしてます...どんなダンスかは、観てのお楽しみということにしてください(笑)」
- 休憩時間でも会議するんですか?現場は張り詰めた空気?
「あ、いえいえ!経験豊かなスタッフさん、キャストさんが多く、みなさん真剣なのでそれはすごく勉強になりますけど... 現場の雰囲気自体はとても和やかで楽しいですよ。特にヴィタリス親方役の沢木さんは面白い人で、あんなにすごい役者さんだというのに、いつもみんなを笑わせてくれるんですよ!」
- 例えば?エピソードなんかあれば教えてください
「いろいろあるんですけど、そうですね...一座が嵐に遭うシーンの稽古で、近くのキャストにしか聞こえない小声で大げさに“こりゃあすごい風だ、風速90キロだ〜っ!!”ってささやくんです。 真剣なシーンだっただけにもうおかしくて、笑いをこらえるのに必死でした(笑)。でも、お芝居では自分が納得するまで追求する姿勢とか、すごく勉強になります」
- ナイスフォローですね(笑)、他のヴィタリス一座のメンバーは、小野さんから見てどんな人?
「ドルチェ役の吉原さんとは、お互いに笑いのツボが合うのかな?僕のギャグを一番笑ってくれるんですよ。 レミ役の塚さんは、すごく頼りになる先輩ですね。一座のダンスでタイミングとかずれたときには、次までにきちんと直せるようにリードしてくれます。 ゼルビノ役の諸橋さんはいつも“動物会議”の中心メンバー、本当に犬の習性をよく観察して芝居に活かしているな、って思います。 そうそう、ジョリクール役の松田さんですけど、サルそのもの...というのは失礼(笑)なので言い直すと、ジョリクールそのものって感じです。仕草や踊りなんか本当にすごいんですよ」
- 聞いているとなんかわくわくしてきますね
「やっぱり、前田先生がそれぞれ動物の動きをダンスに置き換えてダンス指導してくださるので、自然とみんな演技が動物になってきますよね」
- ちなみに...歌うシーンはあるんですか?
「えっと...ソロはないんです、すいません。でも、演じながら聞いていても感動します!50人くらいのコーラスを間近で聞くと大迫力で、すごく心に響くんですけど...宮川先生の曲を実際に歌うのは大変そうですね」
- 最後に、「家なき子」の中で一番お奨めのシーンを教えてください
「えー、それは全部ですけど(笑)。あえて挙げると、一座のお目見えのシーンと、天上でのバレエ...それと...」
- あ、具体的にどんな見所なのか教えてくれますか?
「だから、観てのお楽しみなんですよ!(笑)きっと満足してもらえるようなミュージカルにしますのでみなさん是非、劇場に来てくださいね」
- そ、そうでした。公演を楽しみに待つことにします。今日は忙しい中ありがとうございました。
2005 (C)劇団ひまわり