■2006年2月13日(月) 熊本野映さんインタビュー

インタビュー第2弾は、マチア役の熊本野映さんです。
NHK教育テレビの人気番組「天才ビットくん」で天才バンド“ビットルズ”のメンバーとして活躍していたのが記憶に新しいですがあれから2年、少し大人になった彼女が「家なき子」の舞台で魅せる演技とは....?
- 熊本さん、よろしくお願いします。さっきまでマスクをされていましたが、風邪ですか?
「風邪はこの間、もうひいてしまいました(悲)。治ったので今は予防とのどの管理のためにマスクをしています。
実はのどが弱いんですよ。それに毎年のようにこの時期になるとよく風邪をひいちゃうんです...それで」
- 舞台ってほこりっぽいし、長い稽古期間の体調管理も大変そうですね。テレビのほうが気が楽なのでは?
「えー!そんなことないですよー。ただ、舞台ってお客さんがすぐそばにいて、反応がダイレクトに伝わってくるんですね。
NGでやりなおし、なんていうのもできないし。だから、緊張感を強く感じるのはどっちかというと舞台のほう、かな?」
- で、マチアを演じていても、やっぱりすごく緊張しますか?
「緊張というか...役が決まってからは不安のほうが大きくて...。
今でも不安が消えたわけではないんですけど、お稽古がとても楽しく感じられるようになってきています」
- 皆さんチームワークがよさそうですよね。ヴィタリス一座のキャストの方は休憩時間も会議をしてるんだとか?
「え?私は休み時間にはお休みしてますよ(笑)。でも本当に皆さんプロ意識が高い方ばかりですね。
そう、ミリガン夫人役の日向さんには、いつも参考になるご意見をもらえるんです。
夫人が出演しないシーンでも良く見ていてくださるんですよ。私はミリガン夫人を見て“美しいなあ”くらいしか思えないのに...すいません(苦笑)
」
- みんなそう思いますよ(笑)、プロフェッショナルぶりでは、他のキャストの方々も負けていないのでは?
「ですね。レミ役の塚さんは声域が広くて声量もあって、歌っているのをみているだけでも感動しちゃいます。
ヴィタリス親方役の沢木さんとは初めて共演するんですが、やさしいし、気さくですよ。
最初、すごい役者さんだからと遠慮していたら沢木さんのほうから話しかけてくださって、稽古場をなごませてくれました」
− お友達でもあるアーサー役の石川由依さんについてはどうですか?
「お稽古を見てて思うのは....すごい余裕にみえるんですよー。歌もすんなりこなしてるし。天才かも(笑)」
- 熊本さんだって、すごいと思いますよ?
「うーん、10歳で“スクルージ”という大きなミュージカルに出演してから、舞台にはたくさん立たせてもらっているんですが...。
でも、ミュージカルそのものは大好きです!歌にお芝居に、思う存分動けますから」
- 今回の「家なき子」では宮川彬良さんの楽曲を歌いますが、曲の印象は?
「ソロで2曲歌うんですけど...ミュージカルそのもの!という感じのスケールの大きな詩と、感情を込めやすい曲が印象的で。
とても気に入ってます」
- それはすごく楽しみですね。最後に、「家なき子」で熊本さんのお奨めするシーンを教えてください
「レミがヴィタリス一座にひきとられるシーンで“前へ前へ”の曲が流れるところですね。
レミの不安な気持ちと、それでも前向きに生きていこうとする決意がよくわかるんですよ。きっと感動すると思いますよ!」
- それは見逃せないですね。よりいい舞台になるようがんばってください。今日はありがとうございました
2005 (C)劇団ひまわり